
日本GP決勝は、4番グリッドからスタートしたヴァレンティーノ・ロッシが見事な逆転優勝を飾り、最高峰クラス6度目となるワールドチャンピオンシップタイトルを獲得した。ロッシはスタートで5番手にポジションを下げたものの、その後は前を行くライバルたちを次々と交わしていき、最後は5戦連続優勝を飾ってタイトルを奪還した。2位にはケイシー・ストーナー、3位にはダニ・ペドロサが入った。
スタートではストーナーがホールショットを奪い、5番グリッドからスタートしたペドロサが2番手につけ、ニッキー・ヘイデン、ホルヘ・ロレンソ、ロッシの順でオープニングラップを終えた。ワイルドカードで参戦しているリズラ・スズキの秋吉耕佑はオープニングラップで転倒し、そのままリタイアとなった。2周目でペドロサがトップに立ち、ロッシはロレンソとヘイデンを抜いて3番手に浮上した。序盤はペドロサとストーナーがトップ争いを演じ、そのすぐ後ろでロッシがチャンスを狙う展開となった。
6周目にストーナーがペドロサを交わしてトップに立つと、その隙をついてロッシはペドロサを交わして2番手に浮上した。3番手にポジションを下げたペドロサは、その後はペースを上げられずストーナーとロッシとの差を広げて優勝争いから脱落していった。一方でペースを上げていったのはロレンソだ。ロレンソは8周目でヘイデンを交わすと、前を行くペドロサを追いかけていった。
レース中盤では90℃コーナーでコースアウトをするライダーが目立ち、アンソニー・ウエスト、アレックス・デ・アンジェリス、マルコ・メランドリらがコースから外れてしまった。トップを走るストーナーはファステストラップを更新し続けてペースを上げていったが、ロッシはストーナーの後ろにつけてオーバーテイクのチャンスを伺った。そして残り11周となったところでストーナーをパスし、ついにトップに立った。
ロッシはレース終盤もリードを守り続け、ストーナーに約2秒の差をつけてトップチェッカーを受けた。4番手を走行するロレンソは前を行くペドロサに追いつき、ロレンソはファイナルラップでオーバーテイクを仕掛けたがわずかに接触してバランスを崩し、結局ペドロサが3位を守ってフィニッシュした。
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