
ムジェロサーキットで行われたイタリアGP決勝は、ヴァレンティーノ・ロッシが今シーズン3連勝を飾り、母国グランプリで無敵の7連覇を達成した。ロッシはスタートで出遅れて4番手にポジションを落としたものの3周目でトップを取り戻し、その後は独走態勢を築いてトップチェッカーを受けた。2位にはケイシー・ストーナー、3位にはダニ・ペドロサが入った。
スタートではポールポジションのロッシが出遅れ、ペドロサが飛び出してホールショットを奪った。ストーナーが2番手に続き、ロリス・カピロッシ、ロッシ、ニッキー・ヘイデン、ホルへ・ロレンソが彼に続いた。ペドロサはリードを築くかと思われたが、直後にストーナーに交わされ2番手となる。ロッシはオープニングラップでカピロッシを交わすと、2周目でペドロサをオーバーテイクして2番手までポジションを上げ、続く3周目でストーナーを交わしてついにトップに立った。
5周目に入るとランディ・ド・プニエが転倒し、マルコ・メランドリを巻き込んで両者ともにリタイアとなった。翌周ではカワサキのジョン・ホプキンスと6番手を走行していたロレンソも転倒してリタイアとなり、波乱が相次いだ。
トップに立ったロッシはストーナーとの差を徐々に広げ、独走態勢を築いていった。レース中盤では後方で4番手以降が接戦となり、カピロッシ、アレックス・デ・アンジェリス、アンドレア・ドビツィオーソ、ジェームス・トスランド、コーリン・エドワーズが激しいポジション争いを展開した。4番手を走行していたカピロッシはデ・アンジェリスに交わされ、その後もエドワーズとトスランドに交わされて7番手までポジションを下げた。
ロッシは最後まで安定した走りでストーナーに3秒の差をつけて独走し、地元の大歓声に包まれながらトップチェッカーを受けた。ワイルドカードでスポット参戦したレプソルホンダの岡田忠之は、新型エンジン搭載のマシンでレースを完走し貴重なデータを集めることができた。
チャンピオンシップは、トップのロッシと2位ペドロサとの差が12ポイントに開き、リタイアに終わったロレンソは2位から3位に後退した。
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