
エストリルサーキットの初日は雨で始まったが、その後ドライへと変わった。そんな中、ダニ・ペドロサが、フリー走行で1回目の16位から2回目はトップへと躍り出た。スペイン人で、現在はチャンピオンシップのトップを走るペドロサは、ポルトガルGPをいい形でスタートした。
レプソルホンダのライダーであり、前回のヘレスの勝者でもあるペドロサは、1分38秒507のタイムでトップに立ち、フィアットヤマハのヴァレンティーノ・ロッシを0.1秒差で抑えた。ロッシはミシュランユーザーが並ぶトップ6の中で唯一のブリヂストンライダーであり、これはブリヂストンが圧倒的な強さを見せた午前中のセッションとは対照的であった。この2つのタイヤメーカーが異なるコンディションで大きな違いを見せたため、土曜日の予選と日曜日の決勝でも天気が決定的な要素となる可能性がある。
ロッシは幸いなことに、午前中のクラッシュの影響を見せず、午後も26周を走行した。ヤマハの中で2番手となったコーリン・エドワーズは、ロッシよりも0.4秒遅かった。チームはこの週末に彼と彼のチームメイトのジェームズ・トスランドに新しいニューマチックバルブエンジンを使わせていた。
エドワーズと同郷で、2007年にポルトガルでポールポジションを獲得しているニッキー・ヘイデンは、午後のセッションで何度かワイドなラインを走行したものの、4位に入った。彼は今回は、フィアットヤマハのルーキーで、今シーズン開幕からの2戦でポールポジションをとったジョージ・ロレンツォよりもわずかに速かった。
アンドレア・ドビツィオーソは今回もまたホンダのサテライトチームのライダーの中では一番速かった。昨年のチャンピオンであるケイシー・ストーナーにトラブルの徴候が出る中、彼は7位となった。ストーナーは午前中の濡れたコンディションの中でトップとなったが、彼のマシンに振動があり、ローサイドも起こしたため、この日は下位に沈んだ。
サンカルロ・ホンダ・グレシーニの中野真矢、LCRホンダのランディ・ド・プニエ、そしてカワサキのスター、ジョン・ホプキンズまでが、ペドロサのタイムの1秒以内に並んだ。スズキのロリス・カピロッシが10位だった。ド・プニエはセッション中にコースアウトし、トニ・エリアスはさらに大きなトラブルに見舞われた。アリスチームのエリアスは、ホームストレートでマシンから蒸気が噴き出し、彼がMotoGPで2006年に唯一の勝利を挙げたこのサーキットでわずか10周しか走ることができなかった。インフルエンザにかかったアレックス・ド・アンジェリスは、更に不運なことに午後にはハイサイドを起こした。
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