
レプソルホンダのサンマリノGPは、実質的には2コーナーで終わってしまった。ダニ・ペドロサとニッキー・ヘイデンはクラッシュしてコースアウトし、グラベルへと飛び出したのだ。ペドロサはバイクにダメージを受け、その場でリタイヤを余儀なくされた。ヘイデンは16番手でレースに復帰したが、この時点で世界チャンピオンは下位での戦いをすることとなった。
ホンダファクトリーのライダーたちにとっては、予選とフリー走行の結果が有望なものであっただけに、残念な結果となってしまった。ヘイデンは最近の好調な走りで引き続きフロントローを獲得した。ペドロサは午前中のウォームアップで2番手タイムを記録し、レースでは脅威となるはずだったが、実際にはそうはならなかった。ペドロサはスタートからうまい逃げを見せ、1つ目の右コーナーを5番手で通過した。しかし、次のタイトな左コーナーで、ランディ・ド・プニエがインサイドに突っ込んできてコントロールを失い、ペドロサを巻き添えにした。ヘイデンはスローなスタートを切り、この事故が起こったときにちょうど後ろにいた。ヘイデンはこれをよけようとして、他のバイクが通過するのを尻目にグラベルに突っ込んだ。
ニッキー・ヘイデン(決勝13位)
「何を言えというんだい? また1コーナーの事故だよ。僕はいいスタートを切れなかった。フロントローにいたんだから、これについては言い訳はできないね。最近はとてもいいスタートを切れていたんだけど、今回のはひどかった。いくつかポジションを落として、そして1コーナーの事故でレースを台無しにしてしまったよ。僕のすぐそばでこの事故が起こるのが見えていて、行き場がまったくなかった。タイヤバリヤにぶつかる前にもうダメだと思ったんだけど、ラッキーなことにまだ走ることができたんだ。トラックに戻ったときには、僕ははるか後方になってしたよ。ブルノから僕たちは好調で、今年僕たちはあきらめないということを証明してきた。だから明日はまたここに戻ってきて、テストで前進を続け、次のポルトガルに備えるよ」
ダニ・ペドロサ(決勝リタイヤ)
「いいスタートを切れて、トップのライダーたちから逃げられるチャンスだっただけに、このクラッシュは残念だよ。僕はターン2にさしかかったところでインサイドに接触された。本当にこれが最初に分かったことだったよ。レースの最初のいくつかのコーナーでは、いつもこういうクラッシュが起こる可能性がある。特に、ここのようなタイトなサーキットではね。僕にこういうことが起こったのは、残念ながら今シーズン2回目だよ。トルコでも同じように誰かが僕にぶつかってきたからね。唯一ポジティブなことは、僕がケガをしなかったこと。残念なレースだったけど、このことは忘れて、チャンピオンシップでできるだけいい位置につけられるように戦い続けるだけだよ。ポルトガルではもう少し運が向いてくるといいね」
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