
イギリスGP決勝は、ドゥカティのケイシー・ストーナーが優勝した。ウェットコンディションでのレースで転倒するライダーが数名いたが、ストーナーはスタートで出遅れたものの安定した走りでドニントンパークを制した。2位にはポールポジションからスタートしたコーリン・エドワーズが入り、3位には残り4周でヴァレンティーノ・ロッシを抜いたクリス・バーミューレンが入った。
スタートではポールシッターのエドワーズが無難なスタートを切り、ホールショットを決めた。フロントロースタートのロッシは出遅れて3位にポジションを落とし、予選5位のストーナーもまた9位と出遅れる。ストーナーは徐々に順位を上げて4周目で3位につけたが、ロッシはペースが上がらず8位にまで後退した。
週末はここまでいいペースを見せてきたニッキー・ヘイデンだったが、彼は4周目でスリップして転倒してしまった。何とかコースに復帰してリタイアは免れたものの、最下位でレースを終えている。チームメイトのダニ・ペドロサも5周目からペースを落とし、苦しいレースとなってしまった。
MotoGPデビューを果たしたカワサキのウエストは、素晴らしいスタートで予選17位から5位にまでポジションを上げ、4周目でロッシをオーバーテイクした。午前中のウォームアップでのペースを維持し初レースで見事なパフォーマンスを見せていたが、残念なことに7周目で転倒してリタイアとなった。
レース中盤はエドワーズ、ストーナー、リズラ・スズキのジョン・ホプキンスとバーミューレンの2人と、8位から追い上げてきたロッシを含めた5人での争いとなった。ペドロサの後退により2位にポジションを上げたストーナーは前を行くエドワーズに迫り、15周目でワイドに膨らんだエドワーズを捕えてトップに立った。4位につけていたロッシは11周目でホプキンスをオーバーテイクして3位に浮上した。
残り8周になると、徐々に乾いてきたトラックコンディションの元で6位のロリス・カピロッシがそれまでのファステストラップを更新した。カピロッシは終盤に向けていいペースを見せていたが、彼もまた濡れたトラックの餌食となりリタイアに終わっている。3番手を走行していたロッシはレース終盤でペースが上がらなくなり、残り4周でバーミューレンに抜かれて表彰台を逃した。ストーナーは安定した走りでエドワーズに10秒もの差をつけてフィニッシュした。
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