
イタリアGP決勝は、地元の大観衆の声援を受けたヴァレンティーノ・ロッシが母国グランプリ6連勝を飾った。2位にはダニ・ペドロサが入り、ミシュランタイヤが1ー2フィニッシュを決めた。3位にはポールシッターのケイシーストーナーを抜いたアレックス・バロスが入り、今シーズン初の表彰台を獲得した。
ドライコンディションでスタートした決勝レースは、ポールシッターのストーナーが素晴らしいスタートを決めてホールショットを奪った。2番グリッドからスタートしたクリス・バーミューレンもそのポジションを守り、地元イタリアのロリス・カピロッシが3位にポジションを上げた。ロッシはスタートから出遅れて、9位までポジションを落としてしまう。
カピロッシはバーミューレンを抜いて2位に上がり、地元のファンの前でドゥカティが1ー2走行となる。彼はさらにチームメイトのストーナーを抜いてトップに立った。しかしこの1ー2走行も長くは続かず、ペドロサとマルコ・メランドリが後ろからプレッシャーをかけていったため、カピロッシは6周目で6位まで後退し、ストーナーはペドロサにリードを許してしまう。この間に後方のロッシは徐々にポジションを上げ、ペドロサの後ろの2番手までたどり着き、そしてついに8周目でペドロサを交わしてトップに立った。
10周目からは、ロッシ、ペドロサ、ストーナー、ジョン・ホプキンス、アレックス・バロスの5人に上位争いが絞られた。バロスは10番グリッドからスタートしたが、素晴らしい走りで同じドゥカティエンジンを積むカピロッシを交わした。その後ろではメランドリとトニ・エリアスの2人のグレシーニライダーがポジション争いを繰り広げ、ニッキー・ヘイデンが苦戦するバーミューレンを抜いて9位となった。バロスはその後も好調な走行を続け、ホプキンスを抜いて4位に浮上し、さらに3位を走るストーナーにプレッシャーをかけていった。残り3周となったところでバロスは1コーナーでストーナーをオーバーテイクし、ついに表彰台圏内に入った。ロッシとペドロサのトップ争いは終盤でロッシがペドロサを突き放し、1秒の差をつけてロッシがトップチェッカーを受けた。
優勝を飾ったロッシは母国グランプリでの連勝記録を6にのばし、チャンピオンシップでは首位のストーナーに9ポイント差まで詰め寄った。日本勢では中野真矢が13位、玉田誠が15位でレースを終えている。
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