
フランスGP決勝は、クリス・バーミューレンが雨のレースを制してMotoGPクラス初優勝を遂げた。レースはスタート直後から雨が降り出し、スリッピーなトラックで転倒するライダーが続出したが、最終的には12番グリッドからスタートしたバーミューレンが波乱のレースを制した。2位はマルコ・メランドリ、3位はケイシー・ストーナーとなった。
スタートではポールポジションのコーリン・エドワーズが失速して大きく順位を落としたが、その一方でチームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは2周目でトップに立った。しかし、ロッシは3周後に地元フランスのシルバン・ギュントーリとランディ・ド・プニエに抜かれて後退してしまう。トップ争いを演じた2人のフランス人ライダーは、次第に雨脚が強くなると滑りやすくなった路面に足下をすくわれて転倒し、ド・プニエはリタイア、ギュントーリはコースに復帰したものの1周遅れの10位でレースを終えることになった。
各ライダーはレース序盤でレインタイヤのマシンに乗り換え、順位は大幅に変動した。グリッド後方からレースをスタートさせたバーミューレンやマルコ・メランドリ、スタートで15位まで順位を落としたダニ・ペドロサらが追い上げを見せてトップ争いに加わった。バーミューレンは11周目にトップに立つと残りのレースをリードし、2位のメランドリに13秒差をつけてトップチェッカーを受けた。安定したレースを見せたストーナーは無理のない走りで3位表彰台を獲得し、ペドロサは4位となった。
予選17番グリッドのアレックス・ホフマンは、素晴らしいレース運びでポジションを12こ上げて5位に入った。ヤマハの2人にとっては厳しいレースとなり、序盤からペースを乱したロッシは6位でレースを終え、ポールポジションスタートのエドワーズは最後尾の12位となった。日本勢は玉田誠が9位、中野真矢はリタイアとなっている。
チャンピオンシップは1位ストーナーと2位ロッシの差が21ポイントに開いた。また、このレースで2位に入ったメランドリが3位のペドロサに1ポイント差に迫っている。25ポイントを加えたバーミューレンは5位に浮上している。
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