
アクシデントが多発したトルコGPではレプソルホンダのダニ・ペドロサが1周目の事故でその犠牲となったが、チームメイトのニッキー・ヘイデンは7位入賞を果たしている。ヘイデンは6番手グリッドからいいスタートを切り、すぐに4番手に浮上したが、1周目の終わりには再び6番手に順位を落とした。世界チャンピオンのヘイデンは、レース序盤に8番手まで下がったが、力強い復活を見せ、ヴァレンティーノ・ロッシとジョン・ホプキンスをパスして6番手で最終ラップを迎えた。表彰台も視野に入っていた彼は、前のライダーに追いつくべく手を尽くしたが、残念ながら最終の低速コーナーではらんでしまい、ホプキンスに抜かれてしまった。
ダニ・ペドロサは今回は運が悪く、下位カテゴリで3回の世界チャンピオンに輝いた彼でさえも、1周目のクラッシュの巻き添えとなってしまった。3番グリッドからスタートしたペドロサがちょうど複合コーナーの最後のコーナーに向けてブレーキングをしているところに、オリビエ・ジャックがスピードを出しすぎてインサイドに突っ込んできてコントロールを失い、ペドロサを道連れにクラッシュしたのだった。ペドロサは事故の現場を離れてすぐに胸部と首に痛みを感じたため、念のためサーキットのメディカルセンターへと運ばれた。
ニッキー・ヘイデン(決勝7位)
「とてもいいスタートを切ることができて、1周目のターン4では何人かをオーバーテイクすることができた。しばらくバトルをしていて、何人かとは激しくやりあったけど、楽しかったよ。レースが残り4〜5周になったときには、『おい、このまま行けば表彰台に上れるぞ』と思っていたよ。でも、レースの真ん中を過ぎたあたりから、ターン14の高速の右コーナーを通過するのにトラブルを抱えていた。レース序盤はこのコーナーが一番良かったけど、他のところで深いブレーキングをしすぎてフロントタイヤを使い切ってしまったんだ。それが言い訳にはならないけど、終盤にはあの右コーナーを回るのが大変だったよ。これで、上り坂での加速に影響が出て、だんだん順位を落としていったんだ」
「最終ラップで最後にそこを通るときには、しっかりブレーキングをしてヘアピンで何かができないかやってみようとしたんだ。だけど、そこにさしかかったときにフロントタイヤをトラックの端にのせてしまって、大変なことになった。何とかコース上に留まったよ。また7位になって、みんながそのことで僕を批判しているのは分かっている。でも実際には、チームは僕のために懸命に努力をしてくれたし、僕だって22周の間、できる限り攻めて走っていたんだ。タイヤはとても良かったから、“ミシュランランナーの中で1番だった”なんていうつもりはないけれどね。フロントタイヤには問題があったけど、リアタイヤは安定していた。本当はチームにもっといい結果をもたらしたかったと思うけど、明日からはまたここでテストがあるから、いくつかの問題を解決しようと思っているよ」
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